終わった話

経過した事物

2022.01.19

数日前から(おそらく)体調を崩している。 高熱にうなされるということはなく、平熱なのに額が熱くて、ずくずくと痛くて、とってもだるい。 お腹も痛いし、うまく食べられないし、力が入らなくて、内臓が正常に動いていないような感触。 いつもできていたこ…

2022.01.01

初めて詣でた。 手を合わせて考えを巡らせた時、どうか悪いことが起きませんように、はおよそ正しくないということに気づいた。 起こること自体をコントロールしようとすることは無意味で、願わくば、起こったことにまっとうに対処してまっとうな教訓を得る…

2021.12.30

足がつめたくて、帰省に失敗した。 だるさとともに起床して、冷えでだるい足を引きずりながら荷をつくる。 冷たい床の上をひとり歩き回っていると、これから年が納まるのに家の掃除が行き届いていないこととか、実家の両親の老いと今後の生活が気掛かりなこ…

2021.12.29

先輩の卒業式ぶりに先輩に会った。 地元でいちばん大きなショッピングモールに集合して、レストラン街の中の地元の名前が屋号になっている蕎麦屋で暖かい蕎麦を食べて、3つあるチェーンのカフェのうちの1つでコーヒーを飲んで、タワーレコードでCDを物色し…

2021.12.28

仕事納め。 終業後、なぜか他部署の忘年会に呼びだされた。 自分に関係しそうで関係しない、核心に触れそうで触れはしない会話を聞いているうちに、つまんねぇなという気分になった。 たとえ同じフロアにいようとも、立っているステージは各々で違う。これは…

2021.12.27

おはよう、とアレクサに話しかけたら「大雪警報が出ています、今日は雪がちらつくでしょう」と返ってきて、窓の外を見たら静かに真白で、そうか、と思った。 年の瀬の社内は言うほど急いてはなく、デスクに書類が積み上がっているのは上の方の人間だけで、平…

2021.12.26

またしても呆然状態になってしまった。 元気出しちゃる、と思い、モスバーガーに行ってとびきりハンバーグのポテトSセットのセットドリンクをシェーキに変更してもらい、持ち帰った。 モスバーガーで1人前のセットを買うと、ハンバーガーとポテトが紙袋に入…

2021.07.18

混み合う直前の店内で買い物をして、思っていたよりもレジを混雑させてしまって申し訳なく思って、都合のよいことに店員さんに親しげに話しかけられて、やっと気がついた。 もうずっとだれとも話したくない。 想定外の繁忙さに背中を押され、気がついたら季…

2021.08.24

目覚めがわるくてがっかりした。 明朝の目覚めこそはよくしたかったので、仕事に行く前に散歩をした。 ついに新しいルートの考案に至ったが、現在時刻を考慮して実際には道半ばで引き返し、結果として朝ごはんをゆっくり食べることができたので英断だった。 …

2021.08.23

目覚めがよくてびっくりした。 明朝の目覚めもよくしたくなったので、仕事に行く前に散歩をした。 散歩を生きがいとしていた時期があった。筋肉のトレーニングとしていた時期もあったし、快楽としていた時期もあった。不眠をやりすごすための方法としていた…

2021.08.22

意識が浮上して、現実だと気付く。 即座に現実をインストールするまでの刹那がかなしい。ずっと曖昧な意識のままでいられたらいいのになと思う。 昨日から引き継いだ不安定な気分を持て余していたが、数時間に渡って散歩をしながら数ページにわたってメモを…

2021.08.21

さみしくて、ずっと寝ていた。 遠くに住んでいる親しい人が教えてくれたレシピで遠くの土地の料理を作り、彼がつくってくれたものの方が美味しかった、と思いながらも美味しく食べた。かなしいことだと思った。

2021.08.20

友人に誘われて、ファミリーレストランで夕飯を食べた。 笑うたびに不繊布のマスクが唇にはりつく違和感を無視してドリンクバーでたむろした。不適切な行いだったかもしれない。 ゲラゲラとした話を一通りした後、孤独とかつての喪失にまつわる話をして、あ…

2021.08.19

相変わらずやる気がない。 しかし、久しぶりに現場に出て、無力さを知り、少しがんばろうという気持ちになった。 やってもやっても終わりがないからもうやる意味はない、と思っていたが、つべこべいう時間をやる時間に費やしたほうが、わずかばかりでも成果…

2021.08.18

朝、仕事に行きたくなくて普段より遅い時間に家を出て、結局、退勤するまで仕事に行きたくなかった。 帰宅して案の定安堵した。いま、わたしのいたい場所はこっちだ。 これまで、甘いものを食べたくなった時はコンビニやスーパーの保冷ケースを物色していた…

2021.07.29

台風と共に繁忙期は過ぎ去り、それも決して平穏とはいえない日常が戻ってきた。 この春に転職して就いた仕事は思っていたよりも専門性が高く、日々の研鑽を義務付けられている。 やりがいはかなりあるが、負荷もかなりある。 正気を保つのが精一杯だ、という…

2021.05.29

早く起きたら早く明るくなっていたので、早く起きることにした。 顔を洗って、ゴミ箱を洗って、風呂を洗う。 もしかすると、調子のいい日かもしれない。 風呂場にカビキラーを散布して、放置する間に散歩に行く。 父はいっぺんに丸々一本使うと言っていたが…

2021.05.14

先輩からタンブラーをもらったことをきっかけに、朝にコーヒーを淹れるようになった。 偶然にも、もらったタンブラーがもっていたドリッパーにちょうどハマるサイズだったので、直接淹れて外に持ち出せる手頃さで習慣付けることができた。 自炊ができないく…

2021.05.13

周囲の勢いに押されるがままに繁忙。 定時後、気絶しながら手を動かしていたら最も負担に感じていた業務がいつの間にかが終わっていた。そういうやり方もあるんだな。極力やりたくはないけれども。 宵越しの残業代を持ちたくないような気がして、近くの洋食…

2021.05.12

意識の表面にヘドロがへばりついているようにねむくて、目が覚めたらもう仕度をしなくてはならない時間だった。 昨朝をきっかけに朝の散歩を習慣づけたかったのだけれども、残念、断念。 胃が目覚めるよりもはやく朝ごはんを流し込み、冷蔵庫から出したての…

2021.05.11

いやに機嫌のいい日だった。 自分のことがかわいかったのかもしれない。 早朝に散歩をして、田んぼに湛えられた水を讃えた。なんだってこんなに綺麗なんだろうね。 入ったことのない路地を歩いてみたら、他所様の飼い犬にバッチリ吠えられた。番犬検定満点。…

2021.05.10

トキトキとした頭痛を保持したままに出勤。 こんなにさわやかで後悔のない二日酔いはなかなかないな。毛細血管だけが昨夜を憶えている。 忘れるように仕事をした。だんだんと長期休暇のねぼけから目が覚めつつある。 (わたしにははたしてどちらが夢でどちら…

2021.05.09

睡魔を小分けに排出しているような睡眠。 昨日よりは幾ばくかすっきりと目覚めた。 ぼやけた意識のまま、シンクに乱立しているペットボトルタワーの解体工事をして、新しいまな板をおろしてみそ汁を作って飲んだ。 産直で買ってきた手作りのまな板は、まさし…

2021.05.08

大学の恩師とそのパートナー、高校の同級生とそれぞれ会い、それぞれ元気そうでなによりだった。こちらも元気そうでなによりと言われた。 4月中旬以降の生活について、会う人々ほぼ全員によかったねと言われていて、私もいまの生活はようやっとの安寧だと思…

2021.05.03

GWだからか、家族でドライブをした。 山一つ越えた向こうの地には田ばかりあって、山桜をたたえた小さな山がぽこぽこといくつもそびえていて、その隙間を埋め尽くすようにびっしりと杉の木が生えていた。 1000円程度のランチを食べて、産直に寄って地物の買…

2021.04.15

朝。とても寒い。ここは寒い。 お湯を沸かして、職場の人にもらった手打ちそばを茹でて食べる。とてもおいしい。 今朝も日記を書けなかった。もうすっかり何を書いたらいいかわからなくなった。 近頃は就業時間の大半を外勤して過ごしていて、車に揺られてい…

2021.04.07

机の上の仕事が落ち着いてきたので、先輩に連れられて現場を回った。 久しぶりに踏む地面の上はやはり楽しい。こればかりやっていていいならば、天職だとすら思う。 帰りの車内で先輩から、なるべく現場に出るために中の仕事をいかにサボるかだよとご鞭撻を…

2021.04.06

火曜日。昨日の自分から引き継いだ繁忙。 まだ全貌を把握していない中で全体に対して働きかけなければならない業務が多く、頻繁に混乱して疲れる。 昼過ぎあたりにふと、いつのまにかおおむねひと段落ついていることに気がつき、それからは力を抜いて細々と…

2021.04.05

月曜日。めくるめく繁忙。 引き継いだ仕事の締め切りがどれも喫緊に迫っていて、はやくも慌ただしくしている。 頭の中で工程を組む暇も知識もないままに言われた通りに手を動かしているだけで1日が終わる。新人ってやっぱり忙しいんだな。とても正気じゃい…

2021.04.04

新しく越してきた街の中心には大きな通りがあって、そこに行政関係の施設が集められている。 綺麗な道に並木立つ大きな木々たちはどれも前の町の立派な神社にあったものと同じくらいに立派な幹をしていて、なんだか面食らう。 神社にしかなかったような立派…