終わった話

経過した事物

2021.08.19

相変わらずやる気がない。

しかし、久しぶりに現場に出て、無力さを知り、少しがんばろうという気持ちになった。

やってもやっても終わりがないからもうやる意味はない、と思っていたが、つべこべいう時間をやる時間に費やしたほうが、わずかばかりでも成果が見込めるだろう。

たしか、高校受験の頃も同じことを考えていた。あの日々ではひたすらに英語のドリルを解いていた。

それとダニング・クルーガー効果のことを思い出して、少し安心した。むしろ、理解は深まっている、ということなのかもしれない。

気のおける先輩に、夏休みが明けて正直腑抜けちゃってます、と告白すると、みんなそうだと思うよ、と教えてもらえた。

デスクに戻ってぐるりと見回すと、たしかにそうかもしれない。まぁそんなもんか。


マグロのサクを買ってぶつぶつ切って、ねぎといっしょに薄めの出汁で煮て食べた。

これは汁が美味しい食べ物だ。願わくば、鴨で同じものをつくりたい。