終わった話

経過した事物

2022.01.20

ちょっとマシになった!と思って起きた。

 

帰宅後に40度程度のぬるめのお湯に15〜20分浸かることを習慣づけようとしていて、これはどうやら散歩に似ているぞということに気付いた。

はじめるまでは世界中に対して拡散していた意識が、決められた時間や空間の中で反響することによってじんわりと自分の内部に向かっていく感じ。

意図的にリラックスをつくりだすこの行為を俗に入浴というらしく、これまで私は入浴を知らなかったのだな、と思った。

私が入浴だと思っていた行為は、ただ体表にお湯を流しているだけのことだったらしい。

汚れを落とすことと身体をやわらげることは別の目的をもつ別の行為なのだということがわかった。

 

未知の友人からの手紙が届いていて、嬉しく読んだ。

インターネットに人格を介すると地理的条件に縛られない交友が生まれておもしろい。

と同時に、普段の自分の前に広がっている選択肢は、物理的な環境の影響を強く受けているんだなと思う。

どこからどう生まれたのかも推察し得ない価値が、自分が思っているよりもはるかにたくさんあるということ。

友人がつくったシールがきらきらしていて綺麗だった。