終わった話

経過した事物

2020.12.03

わりとご機嫌に過ご(そうと)していた日だったが、不快なことがあり、その瞬間から世界が色を無くしてしまった。

どんどん頭がぼんやりして、最早なにを言われてもなにをされてもどうでもよくなってくる。

どうでもよくなったってことは大丈夫になったってことなのか、と思ったが、帰宅して大取り乱ししている自分の様子を見るに多分大丈夫ではない。

鍋を作ったが食べる気になれず、レトルトカレーを温めて食べた。

友だちとのやりとりも、不快な愚痴ばかりになってしまいそうでとりやめる。

安心して生きられる場所が心の底から欲しくなって泣いた。

なんでこんなに削られながら生きていかなくてはならないの。

生きていたいけど、こんな世の中を生きていたくはない。