終わった話

経過した事物

2022.02.07

少し前にりんごを煮るのにハマって、いまは弁当に煮たりんごを入れるのにハマっている。

食後の糖は血糖値を上昇させて、満腹感を与えてくれるらしい。

私が高校生のころ、毎日弁当を作ってくれていた母が教えてくれた。母の弁当にはきちんと名前のついている料理がキレイに収められていて、端にはいつも緑や黄色のキウイが入っていた。

あまりに立派に美味しくて、いつまでこれが食べられるんだろう、いつか食べられなくなる日は必ずくるのだと、食べながらたまに寂しくなった。

私の今日の弁当のおかずは、昨日余らせた餃子のタネを丸めて焼いたものだった。

母と同じ弁当は作れないけれども、同じことを自分や他人にすることはできるかもしれないと思いはじめている。

要素はクリアしているし、私はいま自分が営んでいる生活を愛している。

 

仕事で成果を出せて、気分がよかった。

あまりに偉かったと思ったのでケーキを買って帰った。

偉さを労うことが必要な気がした。

食べたら目も開けられないくらいに眠くなって、寝た。