終わった話

経過した事物

2021.02.19

ひどくつかれた。

腰砕けになるまで酒が飲みたい。

うそです。本当は〇〇〇〇〇たい。

 

今夜お酒を飲んだら精神に障る、ということがわかっていたので、我慢してお茶を飲んで過ごした。
頭の中の遠くの方から、回避行動のみの生になんの意味があるよ、という声が聞こえてくるが、酒を飲みさえしなければそいつは近づいてこないので、かまわずに音楽を聴いたり本を読んだりする。
また長い文章が読めるようになった代わりに、また詩を読めなくなった。リアリティとロマンチックを同じ意識の中に共存させることはなかなか難しい。正気を保ったまま恋をやれる人はすごい。もっと本を読んで研鑽を積んで克己して、ギャルにモテたい。パンティはいらない。

 

私の部屋は室温が低くて孤立しているが、ホームセンターから買ってきたディスカウント150円の生花がまだ元気でいてくれていることと、10日以上前に育て始めた豆苗の数ある芽のうちの2本がやおら伸びはじめたのが嬉しい。

本棚の上に置いた花瓶から萎びた草葉がしな垂れて広がって、たった数本の生花がちょっとした花束のようになっている様子を見て、綺麗だなと思っている。