終わった話

経過した事物

2021.01.03

家族全員休みの日。

親戚の人が挨拶にいらして、別の親戚の家に挨拶に伺った。

家の中でお茶を出す時、すこし緊張するけど職場でやってるのと同じと思えばいいのか、と思ってお茶出しをして、たぶんけっこう無愛想になった。

物心つく頃にはみんないなくなってしまっていたから、いつまで経っても少ない親戚との付き合いに慣れない。

不自然な愛想笑いを隠すためにマスクをして余計に不自然だった。

 

親戚の家には祖父の葬儀のときに葬儀屋さんから頂いた胡蝶蘭があったのだが、花が落ちたとのことで節から上を切り取られてしまっていて、あまりの衝撃的な姿に笑ってしまった。

 

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大学でお花の研究をしている後輩に再び咲かせる方法を聞いてみたところ、筋が浮いているのでぬるま湯で霧吹きするとよいですと適切なアドバイスをいただけてありがたかった。

ひたすら草(と花?)を見つめている彼のことをとんでもなく優秀な人材だと思っているのだけれども、ご時世でいろいろと厳しいらしい。

ひたすら見つめられる奴なんてそうそういないんだから、見つめさせとけよ社会〜、と思ってしまう。

そっちこっち見てる人があちこちにいた方が、結果的にみんながいろんなものを見られて楽しいだろうなと思うのに。

 

買い出しして、晩ごはんにおせちの残りとお刺身とつくりおきの煮物を食べた。

今日で三ヶ日は終わりで明日は月曜日で、明日から仕事始めの人も多いのだろう。

幼少の頃にそう教わったのか、鏡開きが終わるまでは正月だと思っている節があって、社会人にしては結構悠長な正月観かもしれない。

でもまだ正月です。まだ餅も食っていないので。

世間様には申し訳ありませんが、もうしばしの間、だらだらやらせていただきます。