終わった話

経過した事物

2020.12.27

朝一番のバスに乗って、地元に帰ってきた。

道中の山々がとても綺麗。山がぱっきり見える日はなんだかいい日のような気がする。

 

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実家に到着するなり、玄関の大小さまざまな置物や、床の間の掛け軸などが目に入り、でっかい家だな〜と思う。

ともすると、生活に最低限必要なものしかない自分の部屋をちゃっちく感じてしまう。

しかし、生活を営む場所として、本質的には同じことだろうと思う。

ここにはかつて住んでいた人のそれぞれの生活が蓄積されているだけで、そのぶん物量も全然異なる。

つまりは、これがいわゆる家か〜、と感嘆するばかり。

 

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物々に有無を言わさぬ安定感や包容力があるような気がして、すぐに腰が落ち着く。

あれだけいやだいやだと言っていたのに。いつもこんな調子だ。

親や先祖からの愛情を素直に受け取れるまで、すごく長い時間がかかった。

いまでも油断するとすぐに余裕がなくなって、素直でない感じになってしまう。

この年末年始をきっかけに、ステイ穏やかでいきたい。