終わった話

経過した事物

2020.11.26

諦めの境地に至った。

感情の上下が激しいのも、月に1回不安になってしまうのも、人を好きになってしまうのも、しかたがない。

もうそれでいいから、なるべくたのしく生きよう、と思ったらすこし気楽になった。

まぁ、どうせまた振り返って不安になってしまうのだろうけれども。


連休からずっと人に会い続けていたので、今夜は1人で過ごす。

やるべきことをやらず視聴二感覚を占有してYouTubeを見続けている限り人は幸せになれない。

ごはんを食べた後、自分のためだけにケーキを焼き、ゆっくり本を読んだ。

 

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ケーキをすこしずつ削って食べながら、自室で過ごすひとりの時間はそうわるくもないな、と思った。

一人暮らしをして、人と暮らして、うまくいかなくて、また一人暮らしに戻った。

当初は人がいないさみしさに悶えていたけれども、自分のペースで自由に暮らせるこの生活も別にわるくはない。

私が私を安心させるかぎり、ここは安心だ。

平穏で、苦しくなくて、安全。

 

そう思うと同時に、こう安心してしまったら、はたしてまた人と一緒に暮らせる/暮らしたいと思う日は来るのだろうか、という不安も出てくる。

 

まぁ、私が生まれてからまだ四半世紀しか経っていないし、残りの四分の三世紀ではこの四半世紀に起きたことを凌駕するなにかが起こるだろう。

むしろ、人生を3.5周くらいする心持ちでいてもいいかもしれない。

 

大丈夫、どうせいざとなれば、私の激しい感情が私をどこかへ押し流してしまうんだから。

まだ起こってないことやすでに起こりきったことについて心配するのはやめよう。