終わった話

経過した事物

2020.11.11

昨夜は21時過ぎには眠ってしまい、今朝は6時のアラームが鳴る数分前に目が覚めた。

坂口恭平さんのいう「日課」「継続」をしたいと思っているので、今日も日記を書くことにした。が、うまくまとまらない。

家を出る時間が近づいてきたので、朝の仕度をして出勤した。

 

新居にまだ通信環境が整っていないため、月中ながらすでにスマホ通信制限されている。

これ幸いとしようと、今日はスマホを極力見ずに生活することにした。

空いている時間には晩ごはんに食べるもののことを考えていた。

 

以前勤務していた農業法人では、一緒に働いていた女性作業員たちが朝から夕方まで晩のおかずの話をしていた。

食べものをつくりながら食べものの話をする様子を、健康的だ、とも、不健康だ、とも感じていた。

いまは学校で消毒作業のスタッフとして働いていて、職場で聞こえてくる雑談は様変わりした。

教育には多くの要素が含まれていて、現場の先生方は環境や特性などさまざまな要因要素に配慮しながら、指導要領に基づく指導と個人に合った指導のバランスを取りつつ学級を運営しているように思う。

聞こえてくる雑談は食べ物についての話題から人間についての話題になった。

自分にとってはどちらもおもしろい。食べ物の雑談の方が話題に入りやすいけれども。

 

学校で働くまで、人間(あるいは子供)の集団というものを俯瞰して見るという経験はなかった。

みんなちがう、ということが一目でわかる。

人間関係というものが、ちがう人同士あるいは違う人々同士の折衝だ、ということもわかる。

主体となって行動しているときには自分と他者の関係についてしか認知・判断ができなかったが、集団を俯瞰して見たことで、他者と他者の関係が自分に影響を及ぼすこともある、と知った。

 

自分の悩みが些末なものに思えてくる。起こること全部が私のせいということではなかった。

 

家に帰ってポテチを食べたら自炊への勢いを失ってしまった。それでもつくって食べる。

昨日の胡椒入り味噌汁が気に入ったので、豚汁をつくってまた胡椒を挽いて飲むことにした。

豚汁はおかずなので、あとは冷凍ご飯を解凍すれば十分な一食になる。

宮沢賢治先輩リスペクト膳かもしれない。

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