終わった話

経過した事物

2019/03/18

風邪が来て、風邪が去った。

お粥とフルーツとプリンとゼリー縛りの日々の終わり。

3日ぶりに外に出て散歩をした。

コンビニの食べ物の種類が多くて驚いた。

こんなに食べ物がある店に来て、食べたいものがないだのほざいていた過去の自分を信じられない。

でもいまの自分も大して信用できるわけじゃない。

 

顔なじみの喫茶店に行ってコーヒーを飲んだ。

最近体調を崩しがちなんですと相談すると、小林製薬の「熟成黒にんにく 黒酢もろみ」を紹介された。

私はサプリメントの類をすべからく怪しんでいるが、たしかに製薬会社のそれはなんだか信用がおけるなと感心した。

他にも、エスエス製薬の「ハイチオールC」は代謝を促進して毒素を排出するため、シミにも二日酔いにも効くとのことだった。

もうこうなってくるとワケがわからない。わからないことは怪しく聞こえる。

 

この世に事実は存在せず解釈のみが存在している。

帰って泣きながら米を研いで秋刀魚を煮て食べた。

ご飯を食べると気持ちがスン…となる。

絶体絶命の気持ちになるときはおおむねお腹が空いているんだろうと思う。

意識のことはなにひとつ信用できない。