終わった話

経過した事物

無敵タイム

卒業研究発表会が終わりました。

私は研究らしい研究もせず、何も成せていないのにもかかわらず無敵の気分です。

 

何の内実もない達成感 。

過ぎ去る(予定の)大学生活がいとおしく思える錯覚。

私には無限の可能性があり、これから新しい人生が始まるのだと言う勘違い。

 

きっと明日の朝、目が覚めたら私はまた代わり映えのない地続きの日常に立っていて、自分は何者にも成り得ないのだという繰り返される尋章摘句に翻弄される日々を過ごしていくのでしょう。

 

せめてこのひとときだけは、人間の味わうことのできる最大の愉悦を感じていたい。

 

皆様大変おつかれさまです。

どうせ明日からもクソみてぇな毎日が続きます。

生存を続けましょう。