終わった話

経過した事物

はじめに

人間は考える葦であるらしく、私も人間の端くれである以上、代謝をしているだけで些末な思考が浮かびます。

コンピュータと医学に詳しくないので、人間の脳の容量が何テラバイトあるのかわかりませんが、私の些末な脳みそは沈んだ思考を何度も浮かび上がらせ、しばしば新たな思考を妨げます。

自然の対流に任せた思考の沈殿と浮遊はランダムに意識を揺さぶり、膨張した精神はどんどん肉体から離れていきます。

思考を記すことで試行を終わらせたい。精神の膨張を慰めて肉体に回帰したい。

 

そこで、人工のため池を沢山つくって、思考を意識的に沈ませたり浮かばせたりしてみることにしました。

立派な葦になれるまで、よろしくお願いします。