終わった話

経過した事物

2022.10.11

いつもよりも1時間早く起きた。
コーヒーを淹れて、ゆっくりと飲み干してから出勤する余裕があった。
台所の椅子に座っていると、隣の部屋に接している壁の向こうから、隣の部屋の人の、レンジを操作する音、レンジがブーンと鳴る音が聞こえる。
音量も存在感もかすかだな、と思った。近くにあってもわかっていないことって、たくさんあると思う。

週末はとても楽しくて、日記を書くことはできなかった。
朝に歯を磨いている間、嫉妬している作家のインタビューをYouTubeで視聴しながら、どうして自分は書くことを継続できないんだろうと思って落ち込んでいたけれども、業務で深く穴を掘っていたらいつの間にかどうでもよくなっていた。
私は、暇から目を逸らせるなら、なんでもいいんだろうな。(ろうか?)