終わった話

経過した事物

2022.02.10

寝て起きれども、めちゃくちゃだるい。

顔のごく近くに花瓶をあてて、匂いをかいですこし持ち直した。

用途外かもしれないけど、ごめんね。

なかなか同種と抱きしめあえないので、こうさせてもらうことですごく助かっている。

 

週末の夜には絶対にビックマックを食べて酒を飲んでやる、と思っていたのに、いざその塊を目の前にしたら脳と胃が怖気づいてしまって、半分も食べられずに気分が悪くなってしまった。

こういった、満を持したり意を決したりした選択が失敗するともう全部嫌になってしまうもので、しばらく床に転がって天井を見ていた。

いつも正解を選べるわけじゃない。励ましと不貞腐れを含んだ気持ちで、自分にそう言い聞かせた。

やっぱりいつも通りにやればいいのかも、と思って、起き上がってお湯をためて、白湯を飲んだらすこしは落ち着いて寝られた。

特別なことって、自分が思っているほど高頻度では演出できないものなのかもしれない。