終わった話

経過した事物

2021.02.25

業務において特筆すべきこと、特になし。
昨日とはちょっと違う、しかし1ヶ月単位で見たら同じ1日だった。

 

日没より早く退勤して、今日も家の周りを歩いた。
職場での出来事について、様々思うところもあったのだけれども、40分間の徒歩移動を経たらどうでもよくなった。
己の自由意志と肉体以外のことに干渉する必要は特にない。

 

しばらく日記を書き続けていたことで、自分の頭にとめどなく浮かぶさまざまな言葉のうちどれが真意でどれが修辞なのかがわかるようになってきた。健康的でいい傾向だ。
欲を言えば、その時々の別々の言説を自分から切り離してそれぞれを別々の人間にしてしまうことができたなら、そのときキャラクターが生まれて物語が書けるのではないかと思うのだけれど、どうだろう。
こんな気持ちは恥ずかしいけれども、作品を作ることに対するあこがれがある。作品を作る人のことを尊敬しているし嫉妬しているし、そうでない自分に対する劣等感もある。
素晴らしい作品を見て、嬉しくなるときもあれば辛くなるときもある。自意識と切り離して鑑賞することができていない。尊敬するにせよ嫉妬するにせよ、もっと素直な態度でいられたらいいのにね。

 

今日も短歌の本を読んで、笑ったり唸ったりしながら夜を更かした。
何人かの歌集が欲しくなったので近いうちに本屋に行きたい。