終わった話

経過した事物

2021.01.01

明けた。気がしていない。

昨年末から続く不調から脱せていない。


明確に調子がわるくて、取るべき行動もわかっているのだが、寒波と実家に阻まれている。

外に出てマックのポテト食べてどっかでコーヒー飲んでスーパーで買い溜めして、帰宅して本読んで映画見て音楽聴いて踊って、自由に勝手に動き回っていればなんてことないんです、こんな程度の不調。

でも、寒波で外には出られないしコミュニケーションは強要されるし完全に1人になれる空間はないし。

共同生活に向いてないのか?と思って余計に気分が落ち込む。社会的動物のくせに人と暮らせないなんて致命的だ。


ずーっと寝て、これじゃダメだと思って起きて、ずーっと本を読んでいた。

あてがわれた部屋も、普段人が暮らしている空間じゃないからぜんぜん快適じゃなくて、なかなか集中できない。

本にさえ集中できないことになおさらイライラしてしまう。あーだめだだめだだめだ。

普段暮らす部屋をそうしてきたように、いまいる環境を自分に適したものにするために手を尽くしてみよう、と思って、換気をしたり加湿器を引っ張り出してきたり椅子をまともなものに変えたりして、やっとすこし腰が落ち着いた。

こういうとき、香山哲さんの『ビルドの説』という漫画に勇気づけられているなと思う。

論ずるより読むが易しだと思うので、漫画が無料公開されているURLを共有します。読んでください。

 

自主れんさい漫画【ビルドの説】|香山哲|note

 


ここ数日、うまく言語化したいけどできずにいることがあって、それは家族との関係についてだ。

両親について、正直いってあまり自分とは気が合うタイプの人々ではないなと思う。

それでも良好な関係を築きたいから、我慢したりあえてしなかったり、色々とコミュニケーションを図っているが、未だにあまりうまくいっていない。

実家にいると不調を感じるのもおおむねそれが原因だ。あまり居心地のよい場所ではないと感じている。

もちろん、両親に問題があるわけではない。立派で尊敬できる両親だ。どちらかというと私の方に問題がある。

自室に籠ったり遠く離れたところに住んだりすることでそうした問題を回避することは可能だと思うが、それは根本的で満足のいく解決にはならないだろう、と思っている。

 


ここまで書いて、そりゃ一朝一夕には無理だな、と思った。

そんな簡単にうまくまとめてオチをつけられる話ではない。

焦らず時間をかけてやっていけばいいんだと思う。

あるいは、先に残り時間の方が尽きるだろう。

そういうことだってある。