2020.11.19
ここ数日、出勤時にはZAZEN BOYSかニガミ17才ばかり聴いている。
ギャギャギャとはじめる1日は大抵のことは矮小だと思えるような気がして元気が出る。
鋼の弦をはじいて向井秀徳と同じ音が出せたらどれだけ快感だろうと思う。
それでも満たされない飢えや乾きが人間の頭には生まれて消えていくのだろうけれども。
つとめて適当にやり、寄り道せずに今日も帰宅した。
ごはんを食べてシャワーを浴びた後、もの寂しさのままにYoutbeを通して他者を見つめるおろかな生命体になってしまった。
このタイミングのような気がして、コンロや床やトイレの掃除をする。
たしか先週も木曜日の夜か金曜日の朝に掃除をした。
なんとなく、木曜日になってしまえばもう週末のような気持ちでいる。
火曜水曜がもっとも労働を感じる。でも、峠をこえると暑さを忘れちゃうんだよな。
どんな状況でも、体なり指先なりを動かすとそれなりにすこやかな気分になるのでチョロい。
どんな感情も行動もそれはただの気分で、状態がそう、ということでしかない。
ただ、じゃあ状況はどうなのか、といわれると、今の自分にはわからないのだけれども。
ただ在ることでしかないよ、ということなのだろうか。
佐藤伸治さんはこの世のすべてを歌っていかれたなとしみじみ思う。
起きるためにというより眠るために眠る。
いつからかずっと、安心して眠りたいと思っている。
安心して眠るとは、すなわち安心して起きるということだ。